オレンジと間違えたイラスト

 四月に今年立てた目標(文フリ出展、たくさん本を読む、固定のバ先or就職)を振り返ってから早五ヶ月が経とうとしています。前回から状況はあまり変わっていませんが、週五のところを週三日にしてしまったので有給が遠のいてしまったのは追記しておかねばなりません。有休を貰ってから辞める。という当初の計画はちょっと無謀だった、のかも。少なくとも僕にとっては五日働いて二日休むというスパンは耐えられませんでした。労働一日一日はいい奴だけど、連なりになるとどうもね。

 さりとて、Twitter(現X)にて、TLにとても可愛いらしいイラストが流れてきました。女の子二人がオレンジ畑にて戯れているイラストで、マフラーを巻いた一人はおどけてオレンジを頭に乗せている。それを寒そうにもう一人の子が見つめています。背景は風に揺れる稲でしょうか。なんとなく寂し気で、郷愁を感じさせる背景とコミカルな二人の対比がえにも言えぬ距離感を生み出している。

 これはちょっとすごいものを見たな、と(個人的には)思いました。美麗なイラスト、秀逸な構図のイラストも素敵ですが、これは別の感覚で心を掴みにくる。絵画には絵画の、写真には写真の美しさがある一方でイラストでしかできない技法を見た気がしました。僕に絵心はありませんが、この独自の距離感の計り方と物差しの作り方(そう。既視感のある、だけど見てすぐこの人だと理解できるオリジナリティーは優れた文体にも同じことが言えます)はおそらくこの方だけのものでしょう。漫画を描かれているらしいので読むのがちょっと楽しみ。

 つらつら述べてきましたが、この絵を見たとき胸を締め付けられるような切なさは絵を実際に見てもらった方がはやい。

 頭に乗せているものがみかんではなく、柿ではないかというオチは蛇足になりかねないのでこの辺で。では。

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